History of Claudia
クラウディアの歴史
スタートは紙と鉛筆
私は青山学院女子短期大学を卒業してから株式会社光文社に就職し、それから独立しました。27歳のときです。
光文社では雑誌CLASSYの編集をしていましたのでその経験を生かし広告を制作する会社、有限会社エリカインターナショナルを設立。
代官山の家賃16万円・約10坪のワンルームマンションがスタートです。
ずっと実家にいた私にとって自分のお城を持った感激は今も鮮明に覚えています。当時はパソコンも携帯もない時代でしたので、ポケベルと事務所の留守電を駆使してそれはそれは多忙な生活を送っていました。
机以外の備品は電話とファックスと原稿用紙と鉛筆だけ。
よく一人で夜中までビール片手に原稿を書いていました。親友が深夜に電話してきては「まぁ~だ仕事?何かに取り憑かれているんじゃない?早く帰りなさいよ」なんて体を心配してくれたものです。
6年めに自社ビルが建った!
次第に自分で作ったものを売ってみようと思いたち、この株式会社クラウディアを設立しました。
当時CAの間で流行っていた「リボンバッグ」をタイで買いつけ、雑誌に広告を出したのが大ヒット!
その後、足のむくみを取る「むくみとりッパ」というスリッパや、糖尿病患者のために開発された「ドイツ製スリムコーヒー」とたて続けにヒットが続き、わずか6年で南麻布に自社ビルが建ちました。
1棟目のクラウディア東京ビル
2016年に2棟めの自社ビルも取得
早いもので創業から30年になりました。
経済産業省や東京都から多額の補助金を支給頂き、本社ビル3階には本格的なスタジオを構えることができました。
ここを拠点に中国に向けたライブ・コマース事業にも注力しています。
2棟目のクラウディア本社ビル
3Fには自社スタジオが完備。
ここから中国にライブ配信もしています。
国立大学名誉教授のラボと業務提携
2018年からJFSラボ(株)と提携し、「大学・研究機関の智」を活用した共同研究・商品開発を始めました。臨床試験を実施した上で、科学的根拠のある日本ブランドを世界に展開していきたいと考えています。
大切なのは「運」と「度胸」
いま振り返ると私は本当に運がいいのだと思います。好きなことを仕事にできたこともいい社員に恵まれたことも。そして思い切った決断を実行できる度胸が備わっていることも。
あの古いワンルームマンションから紙と鉛筆だけでいまを築けたことに甘んじることなく、小さくても日本1強い会社づくりにむけてこれからも邁進していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。